ワキガはワキガ菌が繁殖しているから,
アルコール消毒をしたら除菌できて治るんじゃないの?
確かに『ワキガはわきを除菌しなければいけない』という原理は正解です!
ただ除菌するだけでは逆にワキガを悪化させてしまうこともあります。
それではなぜアルコール消毒でワキガを悪化させてしまう恐れがあるのでしょうか?
ワキガとアルコール消毒の関係についてみていきましょう。
ワキガはアルコール消毒で治るの?
アルコール消毒はさまざまな菌に効果があるので、ワキガ菌にも効果があり臭いを抑えることができます。
ただアルコール消毒でワキガを抑えられるのは、約3~4時間程度でワキガが治るということはありません。
重度のワキガだとアルコール消毒で抑えられるのは1時間ほどです。
『菌を除菌する=アルコール』という認識がありますが、販売されているワキガクリームはアルコールだけではなくその刺激をしっかりカバーする成分も配合されています。
では一体どうしてワキガのニオイをアルコール消毒で抑えるのがダメなのでしょうか。
アルコール消毒がワキガを悪化させてしまうのはなぜ?
そもそもワキガ(腋臭症)とは?
ワキガは脇の下にあるアポクリン汗腺から出る汗が原因で起こります。
アポクリン汗腺から出た汗と脂肪分やたんぱく質などが混ざることで、皮膚の常在菌が増えてしまい独特のワキガ臭を放ちます。
ワキガ体質の人は通常の人よりもアポクリン腺が多いので臭いが出やすいということです。
ではなぜワキガにアルコール消毒がダメなの?
ワキガのニオイをアルコール消毒で一時的に抑えることで、数時間はワキガを抑えることができますがアルコール消毒は皮膚にとっての負担は大きいです。
特に脇の下は皮膚が薄いため毛が生えてきて守るようになっていますよね。
皮膚が薄いということはそれだけアルコール消毒の刺激も受けやすくなっています。
アルコール消毒の刺激によって肌はとても乾燥してしまいます。
脇の下の肌は乾燥することによって、これ以上乾燥をしないようにと今まで以上に汗や皮脂などの成分を出してしまうのです。
その結果、今までよりもアポクリン汗腺から出る汗が多くなってしまいワキガが悪化してしまいます。
ワキガクリームには保湿成分が配合されている
先ほどのお話からもワキガを悪化させないためには除菌や消毒、制汗だけでなくしっかり保湿をすることが重要ということが分かりますよね。
そのためワキガ専用のデオドラントクリームのほとんどには保湿成分が配合されていて、余計な汗を分泌させないように配慮されています。
実際に2日間ワキガをアルコール消毒だけで抑えてみました
アルコール消毒1日目
ティッシュやコットンをアルコール消毒で濡らして、それを脇に直接つけました。
アルコール消毒をしたすぐは確かにワキガの臭いが消えています。
3時間程度でワキガの臭いが気になるようになりました。
ただ臭いは思ったよりも抑えられるので、市販の効かないデオドラント商品よりもいいかも?と思いました。(1日目はそう思っただけです。笑)
アルコール消毒2日目
お風呂上りにアルコール消毒をするのを忘れていたので、朝シャワーを浴びて腋毛の処理をしてアルコール消毒を付けたところ・・・ヒリヒリします。
しかもそれから3時間ほどは臭いはある程度治まっているのですが、汗がすごく出ます。
尋常じゃないくらい。次にアルコール消毒を付けたときはヒリヒリはしないのですが、脇の下の皮膚が赤くなっていました。
アルコール消毒をしてヒリヒリしてしまったのは、腋毛の処理直後だったためだと思います。
ただアルコール消毒をして2日目を終えるくらいには汗が止まらないし、なぜか脇の下がかゆいし、ということで大変でした。
その次の日から普段から愛用しているワキガクリームに戻すと、、、しっくり。
脇も潤っていていい感じだったのでですがこの日はいつもよりも脇汗が酷かった気がしました。
【アルコール消毒で2日間ワキガの臭いを抑えた結果】
- 1日目は意外とアルコール消毒もアリかも!と思った
- 腋毛の処理後はヒリヒリする
- 2日目からは汗の量が尋常じゃないくらいに増えた
- 脇の下が赤くなり痒くなった
ちなみに私が普段から使っているワキガクリームとデオドラント石鹸はこちらです。
ワキガだけでなく、デリケートゾーンの臭いまでOffしてくれる優れもの。
よかったらお試しください^^
ワキガがアルコール消毒によって悪化してしまう理由|まとめ
アルコール消毒によってワキガは一時的に抑えられるが、アルコール除菌による刺激で乾燥してしまう。
その結果、皮膚が余計に汗や皮脂を分泌しワキガ菌が増殖→ワキガが悪化する。
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